2005年06月13日
トーノZEROアニメ感想B-伝説! バトルビーダマン 炎魂 total 3158 count

大人気リエナちゃんの負けを泣きながら宣言する司会者!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の炎魂の感想。

サブタイトル §

第23話 『 英雄の条件 』

あらすじ §

 ウィナーズ、準々決勝第2試合。

 ジンベエ リエナ ヤマト ガンノス グレイは、パックを相手ゴールに入れるという試合を行います。

 まず、ジンベエがグレイとリエナにパックを入れられ敗北します。

 次に、グレイがリエナのゴールにパックを入れます。

 そこにハジャが妨害しに出てきます。

 グレイはストライクショットを使い、ハジャの妨害を吹き飛ばします。しかし、その隙に、偶然にもパックがグレイのゴールに入ります。

 グレイは自ら敗北を認め、準決勝進出はヤマトとガンノスと決まります。しかし、二人はすっきりしません。

感想 §

 これは!

 何と意外な展開。

 途中まで、どう見ても残るのはヤマトとグレイ、というムードで話は進行します。ガンノスなど、とてもヤマトやグレイに勝てる器とは見えません。

 しかし、あまりの偶然により誰も意図しない形でグレイが敗退。

 この敗北は、対戦相手が認めていない以上、再試合は可能だったはずです。

 それでも負けを認めるグレイ。この高潔さは、勝負には負けたものの、高い尊敬を勝ち取るに値するものでしょう。そして、リエナの愛を勝ち取るにも値します。

 それにしても、本当に単なる嫌がらせのために出てきたハジャさま、さすがです。痺れるねぇ。

 ついでに、勝手に自分の脳内で盛り上がって自滅したジンベエ。こいつも良いキャラですね。

 そして、リエナの負けを泣きながら宣言する司会者。おまえもリエナファンの一人かい! (笑。

今回の名台詞 §

リエナ「わたしだって勝ちたい!」

 リエナは、間違いなくグレイと同じ勝負の世界に足を踏み入れています。

 だからこそ、この兄と妹には、深い信頼と共感があり得るのでしょう。

サブタイトルの元ネタ §

 英雄の条件とは、つまり英雄と呼ばれるために必要とされることは何か、と言うことです。つまり、今回のグレイが取った態度です。偶然にも敗北条件を満たしてしまったことについて、言い訳してやり直しを要求したりしない態度を言うのでしょう。もちろん、その対極にあるのが、ハジャの態度です。これは、まったく英雄と正反対の態度と言えます。

 ということはさておき、やはりこれも映画のタイトルですね。

 「英雄の条件」というアメリカの軍事裁判映画があるようです。なかなか渋い内容のようですね。